観望会自粛で長い間ご無沙汰しております。
まだまだ定例観望会の開催については未定ですが、久しぶりに出前講座を開催することができました(^_^)/

昨年も開催させていただきました加布里保育園からの出前講座の依頼。
要望はプラネタリウムでしたが・・・感染予防対策のため、まだエアードームを使用することはできず人数も密をさけなければいけません。まだまだ厳しい状況ですので今まで通りというわけにはいきません(>_<)

でもせっかくの嬉しい依頼。何かいい方法があるのでは❔…と、メンバーで色々検討していると、

定例観望会の天候不良時に使用している『パラシュートドーム』なら密閉の心配はない。
密をさけるため出来るだけスタッフ数も少なくして先生達にも手伝ってもらう。
1回の投影時間も短めにすれば何とかなるのでは!!

ということで、検討の結果、初の『パラシュートドーム』での出前講座開催となりました。

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定例観望会に来られたことがある方にはおなじみの通称『パラドーム』
実際に使用されていたパラシュートを再利用しメンバーが手作りしたものなのですが、傘のように上部を覆うだけなので、閉めきったエアードームと違って開放感があり、暗かったり狭かったりが苦手なお子さんでも安心して楽しむことができるという、いとしま天文台のオリジナルドームです(^_^)

密閉をしない為、投影をする為には開催する部屋が暗いことが条件となるのですが、保育園は部屋の明かりを消すことはできるもののホールに天窓があり、開催時間の19時は上からの光があたるため投影が厳しいことが判明(>_<)

屋上から天窓を覆うことも検討しましたが雨天時の作業は危険なため断念。

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そこで登場したのが農業用の黒ビニールで通称マルチ❔という物だそうですが、これをパラドーム上に被せます。

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そして6本の支えに引っ掛けて持ち上げます。

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見事に上からの光は遮断できたようです。
天頂部分をセットして無事に組み立て完了です。

そして開催の時間となりました。
子ども達は3グループに分かれて、開放感たっぷりのパラドームに入り、輪になって寝転びます。
短い時間ではありましたが、映し出された星を眺めながら、夏の星座や天の川のお話を楽しんでもらいました。

園長先生からお聞きしたところによると、子ども達は今回の出前講座を大変楽しみにしてくれていたとのこと(^_^)
1Fには子ども達が作ってくれた素敵な手作りパネルが貼られ、私達をお出迎えしてくれました。

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これは本当はもっと大きくて、星や子どもの姿が沢山貼られているのですが…
諸事情のため全てをお見せすることができなくて残念です(>_<)

今まで通りにはいかないけれど、何よりもやっと動き出せたことが、とても嬉しかったです。
細心の注意を払って少しずつ様子を見ながらの活動となりますが、まだまだ工夫できることはたくさんあるように思います。
私たち『いとしま天文台』らしく、メンバーみんなで知恵をだしあいながら、今後も活動を続けていきたいと思ってます。

1日も早く、みなさまと一緒に星空を眺めることができますように…(^人^)